「人間病院」は人の気になるところ 鬱陶しい部分、実はあれは病原菌が原因なんじゃないかということで、医学的観点から考察し、将来的には本物のお医者さんに研究してもらおうという野望を持った番組です。
今回は「クーポン券使えない病」です。
男は基本的に「クーポン券使うとカッコ悪い」と思ってます
武:まず、一個目の紹介です。『クーポン券使えない病』。そういった病気になっていますが…。
上田:ほう。『クーポン券使えない病』。
武:クーポン券といえば、最近お徳のクーポンブームですから。フリーペーパーとかでもね、最近始まったことでもないですけれど、そういった意味ではクーポン券を使う。あと携帯の何か見せるとちょっと安くなるとかね。
上田:あ、ありますね。何でしたっけ、あれ忘れましたけど。
武:ありますよね、そういうの。パケじゃない、ま、そういうのあるじゃないですか。
上田:ありますね。
武:けどね、基本的にそういうの使ってるの、女性の人なんですよね。
上田:う~ん、うん。
武:男でも使うよという人はいると思いますけど、基本的に「クーポン券使うとカッコ悪い」と思ってますから、男は。
点々千切ってるのもカッコ悪い
上田:あ~うん。カッコ悪いですね。
武:カッコ悪いと思ってるでしょ。10円20円のためにね、わざわざあの点々千切ってね。あの点々千切ってるのもカッコ悪いわと。
上田:うん、カッコ悪い。
武:だからそういう、いったら男らしさのアピールみたいものに繋がってるんでしょうけど、そういった何ちゅうんですか、男らしさを出そう出そうと。クーポン券を使わないことによって、男らしさを出そうだそうといった気持ちが、やっぱり臓器に対して、狭心症というか分かんないですけど、圧迫する感で、
上田:ま、肺に悪いかもしれないですね。
武:肺に悪いんじゃないかなっという…
上田:息切れとかね。動悸とか。
武:動悸、息切れに繋がるんではないかという疑いがかかってまして、どうなんでしょうね。これはま、いったら二人とも男ですから、正にありますけど、どうですか、クーポン券使います?
上田:マクドナルドのクーポン券あるじゃんか。
武:ありますね。
上田:あれはめちゃくちゃ使いたいけど、
武:使いたいけど…
上田:ずっと車の中に置きっ放しにしてますね。
武:ドライブスルーとかだったら、使えそうじゃない。
上田:それが、僕は使えないんですよ。
武:あ~なるほど。ちなみにですね、僕も使えないです。「僕ですら」つったら変ですけど、僕使うと思ってたでしょ。上田君は。
上田:どっちかというとそうですね。
武:いいじゃない、お得なんだしと。そういう意味でいえば僕ですら、あまり男らしさ、脱男らしさを唱えている僕ですら、ちょっと使えないですから、クーポン券は。
上田:やっぱ、恥ずかしい?
武:何なんでしょうね、あれ。
上田:ちょっと女々しい。
武:女々しいということですね。10円20円をケチってるみたいな。
上田:使いたいですよね、使いたいときは。
店員は男らしくないと思うのかどうか
武:使いたいというか、実際に僕、元々めんどくさがりやなんで、実際にどうでもいいみたいなところもあるんですけど。今の別に男らしさをアピールした訳じゃないですけど。
上田:唯一、ちょっとクーポン券じゃないですけど、ポイントカードなんですけど、
武:あ~ポイントカード。
上田:ヤマダ電機のポイントカード、唯一使いますね。
武:あ~なるほど。ポイントカードなんかでも、よく「作りますか?」って言われるじゃないですか。どうなんですかね、「作ります」って言ったら、お店の人は「作るんかい」と思ってるんですかね。
上田:(笑)
武:聞いといてみたいな、ことですけど。
上田:例えば、トクマス君はコンビニの店員やってましたよね。
武:コンビニの店員やってましたね。
上田:携帯のかざすやつ…
武:あ~クーポン券とかありましたけど。
上田:「かざすんかい」とか、思うんですか?
武:「かざすんかい」とか思わないですけど、確かにクーポン的なものはね、もういいじゃんとか、思ってたかもしれません。あくまでも悪い店員の例です。
上田:いいじゃんってどういうことですか?
武:もう、いいじゃん使わなくてって。
上田:それ、女性でもですか?
武:あ、女性でも。
上田:はあはあはあはあ。
武:だから分かんないですけど、基本的にはたまにマックで、昔クーポン使ったことあるんですよ。
上田:うんうんうん。
武:その時に何か段取り悪くて、なかなかレジ入力ができなくて、その店員がね。だから段々、俺としては思い切って使ったのに、段々恥ずかしさが増してきて、「もういいです」みたいな、「使えないんだったらいいです」「いやそんなはずないです」「いやそんなはずでいいです」くらいに。何なんでしょうね、クーポン券を使いたくないって。これはもう完全に解明されてますからね。男らしさによる発症ですから。
上田:そうでしょうね。
武:今週はですね、男らしさにまつわる病気を、何個かピックアップして紹介していきたいと思ってるんで。
上田:はいはいはいはい。
武:ま、ひと通り病名を紹介していくなかで、男らしさとは何か。そういった部分が浮き彫りになってくるんではないかと思っているんですが。結局最初の方にね、結論言っとくとね。僕は男らしさというものが、もうなくなるべきだと思ってますから。
上田:えっ、さっぱり?
武:もうさっぱりです。
上田:ほ~。それは逆にいえば女らしさも?
武:女らしさとかも。だって失くしたいんじゃないですか?女らしさを持っててほしいというのも、もう男らしさの考え方でしょ、ハッキリ言って。
上田:ま、女性はそういう動きがありますね。女らしさを失くす動きがちょっと。
武:あるでしょ。けど男らしさ失くせ、みたいな。男らしさはなくなってっちゃってるという傾向はありますけど、脱男らしさみたいな傾向はないじゃないですか。
上田:ないですね。
武:だから、ちょっと浸食されてる感があるんで。
上田:うんうんうん。
武:女社会みたいなね。それは嫌なので。僕はあくまでフェアでいたいので。そういう意味で、男も脱男らしさを唱えていくべきなのではないかと。
上田:ほ~。
武:そういった所存でございます。
上田:ちょっと面白いかもしれないですね。
武:だもんでね。「だもんでね」ってすみません。出身地が出ちゃいました。
上田:出ちゃいましたね。