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人前ではオヤジって呼んじゃう病

nandeanotoki.com

「人間病院」は人の気になるところ 鬱陶しい部分、実はあれは病原菌が原因なんじゃないかということで、医学的観点から考察し、将来的には本物のお医者さんに研究してもらおうという野望を持った番組です。

今回は「人前ではオヤジって呼んじゃう病」です。

パーソナリティ

ルサンチマン
上田 雅仁

放送:2010.12.13

「人前ではおふくろって呼んじゃう病」とセットの病気

武:「人前ではオヤジって呼んじゃう病」。これは当然セットとして「人前ではおふくろって呼んじゃう病」というのがね。

上田:セットですね。

武:セットであるわけですけど。じゃ、この話に移っちゃいます?

上田:いいですよ。

武:今日は、全部セットになってますから。男らしさというテーマで。ちなみに、「クーポン券」僕、罹ってます。(編注:クーポン券使えない病)

上田:僕も罹ってます。

武:「ソフトクリーム頼めない」正直罹ってます。

上田:僕も、ま、ちょっとは残ってますね。

武:だから「スガキヤのは、どうしてもおいしいから」とかいう理由で、僕スガキヤとか頼みますけど、罹ってます。

上田:はいはいはい。

武:そして、僕この「人前でオヤジって呼んじゃう病」、罹ってます。

上田:あ、罹ってますか?

武:ま~正確にいうと、罹ったり罹らなかったりっちゅう部分で。

上田:多分僕も、ちょっと同じぐらいかもしれない。

武:ア、ほんとですか。

武:ちなみにおふくろの方も、罹ったり罹らなかったり。

上田:僕はおふくろの方は、全然罹ってないですけどね。

武:ほんとですか。

上田:罹ったことないですね。

武:なるほど。僕ねえ、高校生ぐらいの時に、この病気の間違った予防策として、ある朝食に、

上田:朝食

武:ある日の朝食に、お父さんとお母さんに「あのう、悪いんだけど今日から、おふくろとオヤジって呼んでいい?」という確認を取ったことありますからね。「いいよ」と言いましたけど。だから僕は、高校生の時から友達に親を紹介するときに、どう紹介するかっちゅう問題を抱えてたわけですよ。

上田:うんうんうん。

武:その糸口が、この病気の医学が発達してなかったので、糸口がつかめずにですね、そもそもそう呼んでるという事実を作ってしまえばいいやと思いまして、了解を得ようとしたんですけど。

上田:ある意味、正しいんじゃないですか。

武:う~ん、今思えば間違ってるなと思いますけど。

上田:素直っちゃ、素直ですね、うん。

武:で、ま、当然両親も大人ですからね。「いいよ」つったんですけど。

上田:ダメとは言わないですよね。

武:ダメとはね、はい。で「いいよ」って言われたんすけど、何か逆にすごいカッコ悪いなと思って。

上田:それはどうして?

武:何か、「オヤジと今日から呼ぶよ、オヤジ」って最初に言ったオヤジでもう違和感を感じて、「お母さんもこれからおふくろでいいんだね、おふくろ」って言った一発目で違和感を感じてしまったので、それ以来もう、「お父さん」「お母さん」ですけども。だから、「パパ」「ママ」で呼んでた人なんか、もっと悩んでると思いますけどね。

上田:「パパ」「ママ」で呼んでた人が、「オヤジ」「おふくろ」と人前で呼んじゃう。

武:だから家で「パパ」「ママ」って呼んでる人は、外でどう呼ぶかとすごい悩んでるんじゃないですか。やっぱり「お父さん」「お母さん」から「おふくろ」だったら、まだワンステップ上なんで言えますけど、普段「パパ」「ママ」って言ってる人がですよ、「おふくろ」「オヤジ」なんて急に言おうとしたら、それこそ命危ないかもしれないですよね、ハッキリ言って。命の危険を感じますからね。

上田:そうですね。ま、死ぬかもしれないですね、もしかしたら。

武:死んでしまうかもしれないので。

上田:ちょっとギャップがありますからね。

親父おふくろと呼ぶのは無理している?

武:ギャップがあり過ぎるんだよね。そういった意味で「パパ」「ママ」で呼んでる人は、すごい普段から悩んでるんじゃないかなって思うんですけど。

上田:ちょっと無理してるというか、

武:そりゃ、無理してますよ。ソフトクリームだって一緒でしょ。みんなほんとはソフトクリーム食べたいわけですから。

上田:うん。

武:チョコレートパフェ食べたいわけですから、ほんとは。うん。けど頼めない、無理ですよねこれは。

上田:無理ですね。

武:無理をしてるわけですよ。上田君はちなみに、「オヤジ・おふくろ病」に関しては、罹ったことというのは、今のところない?

上田:オヤジはありますよ。半々というか。

武:俺もオヤジはさすがにあるけど、おふくろはないわ。おふくろは罹ったこと、麻疹的に1回ぐらいかかったくらいじゃないの。試しに一回いてみたいくらいの。

上田:オヤジっていう言い方は、何か言い易いですよ。さらっと言い易いんですよ。

武:最近それが嫌で、逆に「お父さん」と言おうと思ったりとか、関西の人の「オトン」「オカン」とか、関西とかワンクッションあったりするんで、あのいいなあと。ちなみに僕ら名古屋の人間なんですけど。名古屋だったら「父さん」「母さん」というね。

上田:そういうイントネーションですね。

武:「父さん」「母さん」というワンクッション挟むというパターン。

上田:うちの父さんという言い方ですよね。

武:「父さん」(注:語尾が上がる)そうなんですよ。「父さん」(注:語尾が下がる)じゃない。

上田:「母さん」(注:語尾が上がる)がさあって。

武:「母さん」(注:語尾が上がる)がさあっていう、家では「お母さん」って言ってるんだけど、友達の前では「母さん」病。これ(名古屋限定病気)なんですけど、病気って程ではないですけど、ご当地ウイルスみたいな感じなんですけど。結局、比率的に「お母さん」「お父さん」というのが一番多いと思うんですけど、そう呼べないですけどね。だからたまに、僕お姉ちゃんとかいますけど、たまに知り合いで自分のお姉ちゃんのこと「姉貴」とかさ、

兄貴・姉貴問題

上田:「うちの姉貴が…」とか。

武:「姉貴が」とか言うとね、なんか「うる星やつら」の世界観みたいな、分かんないすけど。

上田:えっ「姉貴」とか言ったんすか?

武:いやいや、僕はさすがにないす「姉貴」とは。

上田:あ~あ~あ~。

武:でも「姉貴」とかいるでしょ。

上田:でもお兄ちゃんいる人は「兄貴」って。

武:お兄ちゃん「兄貴」は、いいですね。

上田:「兄貴」はね。

武:「兄貴」は全然普通かもしんないですね。けど家で「兄貴」とは呼ばないすもんね。

上田:多分呼んでないすよね。

武:何て呼んでるんでしょうね。

上田:「おにいちゃん」

武:「おにいちゃん」と呼んでるけど、外へ行くと「兄貴」と呼ぶということですね。

上田:そういわれて考えると、やっぱり生まれた環境というのは大事かもしれないですね。

武:あ、なるほど。

上田:僕、お姉ちゃんがいるんで、

武:いますね、はい。

上田:「姉貴」なんて呼べないじゃないですか。人前でね。

武:僕もちなみに、お姉ちゃんいますけど、

上田:でも人前で「お姉ちゃん」というのも、何か気持ち悪い感じじゃないですか?

武:何で、何ででしょうね。何で気持ち悪いのか分かんないけど、「お姉ちゃん」って、何か気持ち悪いですよね。

上田:だからご当地病気、また発症させると、「お姉ちゃん」は「姉さん」(注:語尾が上がる)と言ってますけどね。

武:「姉さん」か?ご当地でそんなのある?「姉さん」って。

上田:「お姉さん」って言ってますよ、僕。

武:うちの「姉さん」とか。

上田:人前ではね。

武:あ~。大人になると「うちの姉が」とか、「うちの父親、母親が」というのが使えますけど。

上田:そんな感じですね。

武:だかれらこれ、今このPodcast聞いてくれてる学生の方というのは、確実に一人もいないと思いますけれど、もし聞いてる方がいればですね、ぜひ参考にしてもらいたいなというのはあるんですよね。

上田:そうですね。

武:だからもう完全にいい「お父さん」「お母さん」「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」。妹とかは呼びやすいですからね。

上田:名前で呼べばいいですもんね。

武:弟とか。完全にその病気をですね、高校生のうちにしっかり治しとくとですね、よりよい社会生活が送れると思っておりますので。

上田:そうですね、できるだけ早いうちに、人前で呼んでも大丈夫なように身内を呼んでおくというね。

武:呼んでおくと。だからこういう病気が認められたらですね、「パパ」「ママ」とか日本人のくせに子どもに呼ばせている母親と父親も、ちょっと病院に突っ込んだ方がいいかもしれないです、もう。

上田:(笑)過激ですね。

武:過激ってことも無いですけど、過激ですね、ちょっと。完全に自由ですけどね、ちょっと悩んでると思いますよ。カンニングの竹山とか。悩んでましたもん。

上田:らしいですね。

武:テレビで見たら。悩んでるかは知らないですけども。

上田:でも、ちょっと気になるでしょうね、自分の中で。

武:そうですよ。あれは親のエゴですよ、「パパ」「ママ」なんて。ちっちゃいときはね、3歳児とかは「お父さん」「お母さん」と言ってる3歳児の方が気持ち悪いですけれど、やっぱりある程度、小学校行ったら「お父さん」「お母さん」に変えてですね、できれば高校入学したと同時にですね、「オヤジ」「おふくろ」に改名していただくっていうね。

上田:それは、子どもとしてはすごく有難いですよ。そうしてくれたら。

武:ほんとに親の教育的にぜひ進めて…

上田:やっぱり今、学校の先生に全部押し付けるじゃないですか、今の親って。

武:モンスターペアレンツですね、はい。

上田:だけじゃないんですよ。

関西では「オトン」「オカン」という防止策がとられてる?

武:家での教育というのがまず基本ですから。そういった意味で関西の大阪だけは、「オトン」「オカン」というすばらしい防止策をね。

上田:あそこの地区はいいですね。

武:大阪の何かすごく真面目そうな子とかで、関西弁とかしゃべられると、失礼だけど、何かちょっと似合ってねえなとか思っちゃったりするんですけど。

上田:はいはい。

武:その人関西で生まれたから、関西弁しゃべっていいんですけど、いかにも真面目そうな子でも関西弁とかしゃべられると異常に新鮮だったりして。結局その子も「オトン」「オカン」とか言ってたりするんで、違和感がないとはいえないですけど、関西人だからOKみたいなところあるんで。

上田:ままま、そうですね。

武:そういった意味で、名古屋の「母さん」「父さん」、全然浸透してないですもんね、これ。

上田:だって、何かダサイですもん。

武:中途半端なんですね。

上田:何か中途半端ですもん。

武:だから、「オトン」「オカン」羨ましいなと思って。だからほんとに高校に入学したと同時に、戸籍のところもですね、「父」「母」というところも「オヤジ」「おふくろ」にちゃんとね、区役所もそういう取り組みしていかないとダメなんですよ。国ぐるみでこういった男らしさというものを排除していくと。そういったことをしてかないと…

上田:それこそちょっと、粋な配慮がちょっとね。

武:そうなんですよ。だからやっぱり日本ってこともないですけど、粋な終身雇用制をはじめとするね、粋な配慮というのがあったわけですよ。何だそれ見たいな、それ。

上田:そうですね。

武:どういうこと?みたいな。

上田:何かすごい男らしいですよね。

武:何それ?みたいな政策とかね。

上田:わが社が守ってやるみたいね。

武:義理堅すぎでしょみたいなね。そういう意味で「オヤジ」「おふくろ」と住民法を変えるとか、ちょっと粋なことをね、今後していただきたいなと。

上田:そう、ぜひね。

武:僕らはもうそういった壁を乗り越えたので、もう今はいいですけれど。

上田:大事なのは病気を知ることですよ。

武:あ、そうですね。

上田:「人前でオヤジって呼べない病」ん?

武:「人前ではオヤジって呼んじゃう病」です。

上田:「人前ではオヤジって呼んじゃう病」という病気があることを

武:まず知ることですよね。

上田:認知した上で、

武:そうです、そうです。

上田:どうするか。

武:どうするかということなんですよ。これで戸籍上、「父」「母」という部分が「オヤジ」「おふくろ」になっちゃったら、また何かまた新しく作っちゃうんですけどね。「ゴンケツ」とか何かよく分からないですけど、もう「オヤジ」「おふくろ」と言ってると、ちょっと軟弱だからとまた男らしさを追及する輩がね、また出てきそうな気がするんで。

上田:首絞めるだけなんですけどね。

武:う~ん、だからほんとの意味での解決ではないのかもしれないですね、根本の。う~ん。男らしさって何でしょうね。

上田:エゴですよ。

武:エゴですよ。というわけで、このテーマに関してまたいずれ、

上田:ままま、すごい良いテーマであり、考えていかなきゃいけないテーマであり、

武:そうですね。

上田:ま、すぐにはなくならないですから。

武:なくならないですから。今後も男らしさに関する病気というのは、いっぱい出てきますから。

上田:あ、そうですね。

武:またそのときに、追々話していきたいなと思いますが、今週はというわけでここら辺で終わりということでよろしいでしょうか。

上田:はい。大丈夫です。

武:というわけで、これから冬本番ですので、風邪にはお気をつけてお過ごしください。

上田:風邪なんか、もう引かないようにね。

武:そうです。

上田:はい、男らしく。

武:男らしく。というわけで、それではさよなら。