「人間病院」は人の気になるところ 鬱陶しい部分、実はあれは病原菌が原因なんじゃないかということで、医学的観点から考察し、将来的には本物のお医者さんに研究してもらおうという野望を持った番組です。
今回は「壱万円札への罪悪感薄過ぎ病」です。
パーソナリティ
じょうでんまさひとざん
トクマスタケシ
放送:2015.3.4
コンビニでお釣りをもらおうとしたら、茶道のお作法のようにお札を360度回してから渡されました
トクマス:ということで、今回何と、お便り来ています。意外と久し振りじゃないですか、お便り来るの。
上田:そうですね。
トクマス:そうですね。ありがたい話です。お名前がみちさん。コメントが「人間病院様、こんにちは。メールはこちらでいいんでしょうか。」大丈夫ですよ。こんなのも要らないですか?
上田:いいじゃないですか。
トクマス:「こちらには初めて送らせていただきます。いつも楽しく聞かせていただいております。コンビニについて、何を聞いても答えてくれるとの評判のトクマスさんと、プロコンビニ客の上田君にお聞きしたいのですが、
先ほどコンビニでお釣りをもらおうとしたら、茶道のお作法のようにお札を360度回してから渡されました。これは320円の買い物しかしなかったのに、5000円札を渡した私への嫌がらせでしょうか?それとも何かの病気でしょうか?教えてください。駄文申し訳ありません。それでは失礼いたします。」ということでね。
上田:ありがとうございます。
トクマス:すごいですね、お便りのクオリティも上がっていると言いますかねえ。
上田:うんそうね。
トクマス:素晴らしいですね。
上田:完璧。
トクマス:完璧ということでね、みちさん。Twitterなどでもフォローしていただいているんですが。何となく聞いてもらってました?僕がお便り読んでいる間、何かずっとガチャガチャやってましたけど。聞いてました?基本的に。
上田:聞いてましたよ。
トクマス:内容は把握していただいていますかね。
上田:オランジーノ飲んでました。
トクマス: オランジーノ飲んでたんですか。変な電子音とかしてましたけど、大丈夫ですか?
上田:あれは、大丈夫です。
トクマス:とは、関係ないんですね。
上田:大丈夫です。
トクマス: オランジーノ、長らくハマってますね。
上田:もうすぐ、レモンジーナが出ますしね。
トクマス:何で、その先のことまでチャックし始めたじゃねえか。そもはやれ、オランジーナじゃねえけどな。レモンジーナが出るんですか。
上田:はい。
トクマス:コンビニ店員の僕でも知らない情報を。
上田:本当に待ち遠しいんですけどね。
トクマス:ほんとですか。オレンジでこんだけうまいのなら、レモンでも変わらずうまいはずだと。
上田:どっぷり、ハマらしてくれるだろうと。
トクマス:そうですか。オランジーナというのは、ちょっと粒々入ってます?
上田:ま~粒々というか、カスですけどね。
トクマス:果肉のカスが。
上田:うん。
トクマス:あれ、OKですか?
上田:全然気にならないですからね。
トクマス:なんならあった方がいい?
上田:あるんだという感じでしたから。
トクマス:そうですか。
上田:だから、レモンジーナもそんな感じじゃないのかと。
トクマス:オランジーナの話、あんまりおもしろくならなかったですね、すみません。なぜか。ごめんなさい、僕のせいで。
上田:いやいやいや。
コンビニ「お釣り渡しシリーズ」
トクマス:ということで、これは「お釣り渡しシリーズ」ですね。
上田:あ~。
トクマス:これ、笑っちゃいましたけどね。
上田:(笑)
トクマス:茶道のお作法のようにお札を360度回してから渡されたと。多分クルクルって渡されたと思うんですけど、これね、正直言いますけど、理由よう分かんないです。結果そうなっちゃったっていう部分は、ちょっと分かるんですけどね。それに関係した話で、何でも答えてくれると評判のトクマスさんから、逆に質問しちゃっても申し訳ないんですけれど、これグーグルで調べればすぐわかることだと思うんですけど、ぼくはあえて、ず~っと調べてないんですよ。
上田:はいはい。
トクマス:お札の向き、気にする人っているじゃないですか。例えば4000円だったら、そのお札の向きが全部ばらばらという意味じゃないんですよ。分かります?
上田:うん。
トクマス:渡す向き。気にする人いるんですよ、結構。
上田:渡す向き?
トクマス: 渡す向き。だから何のことだと思うんです?向き、気にするってことは。
上田:財布に入ってる向きとか。
トクマス:だから、そういうのも気にする人いますよね。
上田:そりゃ、よくいますね。
トクマス:ありますよね。内側向いてた方がお金が入ってくるとか、何かありますよね。
上田:僕、たま~に整理しますもん。
トクマス:向きもですか?
上田:はい。
トクマス:それは、何か根拠があるんですか?4枚あるのを全部同じ向きにするという意味じゃないですよ。整頓するって意味じゃないですよ。
上田:はあはあはあ。
トクマス:それは店員の僕からしますからね。ではなくて、そもそもの全体の向きですよ。
上田:あ~。
トクマス:話、食い違ってます?
上田:え、どういうこと?
トクマス:だから、今日何でこんなにかみ合わないのかわからないですけど、オランジーナのところから。最初、どう思ったんですか?「てっ!」って今言ったけど。
上田:天地左右、向きを一緒にするってこと?
トクマス:そうそう。
上田:表裏もきっちり?
トクマス:もちろんきっちり一緒ですけど、天地左右表裏も全く一緒にして渡すんですけど、まとまって…、わかりました。9枚返したとします。9枚とも向きも全部揃ってます。束になるわけですよね。何ならその時は、特別で紙テープでとめましたと。その9枚を。
上田:うん。
トクマス:100万円のように。
上田:うんうん。帯でね。
トクマス:帯でね。その上で、どっちの向きで渡すかということ。
上田:ほ~う。
財布へのお札の入れ方には決まりがある?
トクマス:上田君で言えば、それを受け取った後に、この向きで財布に入れると決めてるとかあるんですか?
上田:まままま、ありますね。
トクマス:ちなみに、どういう向きで入れるんすか?
上田:うんと~、なんていうのかな~。
トクマス:僕、そこに興味も詳しくもないので、プロの店員を目指すんだったら勉強した方がいいんでしょうけど。
上田:財布に入れる時は、顔が逆さにならないように…
トクマス:それは、顔が逆さになると何か、みたいなのがあるんですか?
上田:いや、別にそんな…
トクマス:でもグーグルで調べたら、絶対ありますよね。
上田:あ~。
トクマス:福沢さんの頭に、血が上らないようにみたいな、あるでしょうね、多分。
上田:あ~あ~。あるかもしれないですね。
トクマス:失礼に値するとか。
上田:うん。
トクマス:僕ね、人が書いてある方を内側にするとか、何かそんな話聞いたことがあるんですよ、何か。その方がお金が入ってくるようになるとか。
上田:うんうん。
トクマス:上田くん、ちょっとそういうの気にするんですね。
上田:別にね、お金がどうのこうのとかじゃないんですよ。
トクマス:整頓っていう意味で?
上田:そう財布の中が、たまに、たまにね、ぐちゃっとなってたら嫌だから、ぐちゃっとなってる時に、整頓しようかなというだけで僕は。
トクマス:あ~それで逆さに入っているより、頭が上の方がきれいに見えるということですね。
上田:そうそうそう。
抱え込むようにお札を逆に受け取る人
トクマス:それは分かります僕も。整頓という意味ですね、単純に。僕はよくお札を渡す時に、100回に1回ぐらいあるんですけど、ラジオってこういう時説明しづらいんですけど、例えば僕の記憶が正しければ、お客さんから見て、福沢諭吉の顔が正面になるように渡したとするじゃないですか。
上田:はいはい。僕がお客としたら、僕の方に顔が
トクマス:顔が要するに、正面に向いてる。上田君から見て、福沢諭吉さんの顔がよう見えるように。
上田:僕が手に取る時に、福沢諭吉の顔に手が触れるようにってことですよね。
トクマス:じゃないですね。
上田:え?
トクマス:(笑)諦めないでください、これくらいで。今、心折れそうになりましたよね。いやいやそうじゃなくて、向きとしては、上田君の方から見て、普通に福沢さんが見やすい方向ということです。だから手に取ると、宮沢さんじゃないですよね、福沢さんのバストアップのバストの部分を持つことになるでしょうね。
上田:あ~はいはいはい。
トクマス:僕がその上の方を持ってるんで。
上田:はいはい。
トクマス:状況は大体把握できましたかね。
上田:うん。
トクマス:聞いてる人も、もう把握してるでしょうね。
上田:多分大丈夫でしょう。
トクマス:そうすると、たまに100人に1人ぐらい、僕が持ってる側の方に回り込んで取ってく人、いるんですよ。
上田:あ~あ~あ~。抱え込むように取るわけだ。
トクマス: 抱え込むというか、「そっち側をお前が持つんじゃねえ」みたいな。
上田:「こっちで渡せよ」という感じですか。
トクマス:要するに、これ逆かもしれないですけど、調べりゃわかることなんですが、今日も調べないんであれですけど、逆に上田君に頭が向いてる方向で渡すと、そういうことする人にすると正解なんですよ。
上田:はいはいはい。
トクマス:すっと取ってくれるんですよ。けど僕的には、あんまり考えてないですけどね、お札の方向は全部揃えてから渡しますよ、ひと昔前なら、どんだけぐっちゃぐちゃでも、そのまま渡してましたけど、方向バラバラでもね。はいはいはい。平成になりたての頃はね。けどもう平成も熟してきたんで、今は方向揃える時代じゃないですか。
上田:うん。
トクマス:その向きがある無しというのは、未だに分かんなくて、結構ほんとにあるんですよ。ガバッて僕が持ってる側を、上から手首を返してグルって回り込んで持ってく人。
上田:ほお~。
トクマス:あれって、何か作法としてあるのかな?と思って。僕今度みちさんのおたよりで、360度ぐるっと回してみたいな、その後口に入れちゃうみたいな、茶道じゃないですけど、お金を扱う17:15師道みたいなのがあるのかなと思って。
上田:ほ~う。
トクマス:みたいなのあるのかな。
上田:いやあ、そうですか。
トクマス:だから、そういう人が結構いるんで、そういうのあるのかなと思ってね。これをみちさんに調べといてほしいんですけど。
上田:何ですかね、それ。気持ち悪いですけどね。
ジンクス的な感じがすごくする
トクマス:何だろう、ジンクス的な感じがすごくするんですよ。イメージですけど、そういう人の財布って黄色い気がするし。今コンビニのお客さんで、全身黄色の服着てるお客さんがいるんですけど、パーカーの中に着てるシャツも全部黄色なんですよ、しかもビビットな。
上田:すごいね。
トクマス:リュックだけ茶色なんですけど。そこお前抜かってるなと思ったんですけれど。金、入らなさそうな人でしたけど。
上田:(笑)
トクマス:お金の正しい扱い方として、この向きで渡さないといけないみたいなルールがあるんじゃないかなと思ってて。
上田:なるぼど。そこまでする人はそうでしょうね、ジンクス絡みじゃないですかね。
トクマス:そうですよね。頭の方を手で持つと、入れる時に必然と頭が上になりますからね、そういう意味ですかね。
上田:だって、大体そうじゃないですか。ジンクス持ってる人って、大体気持ち悪いことするじゃないですか。
トクマス:右足から靴下はくとかね。
上田:全然関係ない人から見ると、例えばサッカー選手でもね、右足からコートに入るとかありますけど。
トクマス:ありますね。
上田:あれが左足から入ろうとして、あ!となってガチャガチャとなって右足から入ろうとしたのを見たら、気持ち悪いじゃないですか。
トクマス:(笑)隣にいた選手がね。
上田:それと同じでね、お札の向きをこう取りたいという人も、気持ち悪いですもんね。
トクマス:ちょっとね~。僕が正しい向きを覚えればいいと思うんですけど、金の方向を全部そろえても、この世は平成28年、満足しないんだなと思ってね。
上田:は~。
トクマス:思いましたね。今平成28年というとき、ドキドキでしたけどね。
上田:(笑)
お札の向き恐怖症
トクマス:2028年って言った男ですから。だから、みちさんのお便りの360度ぐるぐる回した人は、何かあったんでしょうね、その一個前に。
上田:あったのかな~?
トクマス:逆から取られて、もう怖くなっちゃって、お札の向き恐怖症になって、この人にとって「こっちから渡した方が?ひょっとしてこの人、こっちから渡したら怒られるかな?」グルグルグルって360度回しちゃったんでしょうね。
上田:ちょっと真意が難しいんですけど、いろんな捉え方があると考えればそれがひとつ。
トクマス:一つの要因としてはありますよね。もちろん、みちさんが病気でもないですし、店員が病気ということでもないです。向きにデリケートな世の中が生み出した360度と、言ってもいいんじゃないでしょうか。
上田:そうですね。もしくは、お札を渡そうとした時に、「あ、この渡し方だけじゃ、ちょっとていねいさが足りないな」と思って、渡そうとした時点で半回転してるんですけど、ちょっとていねいじゃないと思ってもう半回転させて、
トクマス:謎の行動ですけどね。
上田:一回転させてしまった。
トクマス:分かりますね。それくらい恐怖ですね、お客様に対しての。だから、コンビニ店員の子を責めないであげてほしいですね。
上田:う~ん。
トクマス:もちろん、みちさんが悪い訳でもないですし。
上田:みちさんがどういう方かも分かんないですけれども、男性か女性かも分かんないですけれども、
トクマス:多分女性だと思いますね、みちさんは。
上田:女性ですかね。いいですよ、男性と仮定した場合、
トクマス:何でだよお前、だったら最初からそう言い切れよ、お前。
上田:(笑)
トクマス:質問されりゃ答えるよ。ま、賛成だと仮定しましょう。はい。
上田:風貌がめちゃくちゃ怖かったとして、
トクマス:あ~なるほどね。
上田:怖いからね。
トクマス:怖いから、向きを間違えちゃいけないからという焦りからの360度。
上田:サブロク?
トクマス:サブロクですね。お互い多分スノボーで例えたかったと思うんですけれど。
上田:2回転、何と言うか知らないですからね。セブントゥエンティ?
トクマス:一度だけ、友達と僕らスノボー行きましたけどね、一回も滑らずにリフト券をカツカレーに換えた男ですからね。
上田:う~ん、お腹すいてたからね。
トクマス: 「お腹すいてたからね」じゃねえよ、お前。ままま、ちょっと吹雪いてたっちゅうのもあるんですけどもね。
上田: 見えなかったですよ。
トクマス:前、見えなかったですよ。
上田:ホワイトアウトですか。
トクマス: ホワイトアウトしてたんでね。けど一人の子は、最後までねばってましたけどね。「滑ろうよっ」てね。
上田:不満そうな顔してましたね。
トクマス:僕ら何のためらいもなく、カツカレーの方を選びましたけどね。
上田:あ~おいしかったね。
トクマス:おいしかったねじゃなくて、また 僕らスノボー行ったけど、滑ったことないんでね。今回みちさんの360度に命名することはできないですけれど。
上田:嫌がらせではないでしょう。
トクマス: 嫌がらせではないと思いますよ。戸惑いです。戸惑いと焦りから生まれたですね。
上田:これ嫌がらせだったとしたら、横回転じゃなくて、縦回転だったはずなんで。
トクマス:(笑)いや、何で。まだスノボーにお前食いつくつもりか、お前。
上田:(笑)ひねり加えたりとか。
トクマス: ひねり加えたり。
上田:そういうのがある。そういうのがなかったとして、横回転だとしたら、緊張とか恐怖とか。
トクマス:スノボーの話にしか聞こえない、もう。
上田:(笑)プレッシャーとか。
トクマス: プレッシャーとか。はいはい、菌へのプレッシャーからきた、
上田:うまいですね。
トクマス: お金だけに。そういう360度という技だったと思っておいていただきたいんですが、僕、今回ですね、それより気になったことが
上田:あ、ごめん。これ、「320円の買い物しかしてなかったのに」というところが、360円だったら面白かったね。
トクマス:なんでだよ、何でそこでマイナス点上げちゃったの。別にそんな技もあるんだ。
上田:これ360円だったら、ちょっと怪しいですけど、店員が。
トクマス:怪しくないわ、お前。どんだけシャレに聞いた奴だ、好きな奴だよ、そういう奴は。
上田:(笑)
トクマス:「360円お釣りだったから、360度回してみました」どんだけ分かりづらいボケだ。
上田:(笑)
1万円札への罪悪感薄過ぎ病
トクマス:僕ね、今回診断としては、お互い病気ではないという診断になったじゃないですか。でも「人間病院」としては、病気を見つけて解決していくという番組ですから、今回このお便りで、360度より気になったことがあるんですけど。「320円の買い物しかしなかったのに、5000円札を渡した私への嫌がらせでしょうか?」という、逆にここの文章が気になりまして。
上田:はあはあはあ、なるほど。
トクマス:みちさんの病気ではないんですけど、今回僕が見つけた病気なんですが、いいですかね。
上田:いいですよ。
トクマス:今回の病名が、「1万円札への罪悪感薄過ぎ病」というやつなんです。今、病名考えたんで、後でいい病名があったら、変えてください。「1万円札への罪悪感薄過ぎ病」な気がするんですけど、僕最近。
分かります?言ってること。
上田:分かりますよ。
トクマス:レジに於いて、5000円は最悪いいんですよ。後々使えるんで。基本的に1万円って何の役にも立たないんですよ、貰っても。
上田:大きいお金ってことでしょ。
トクマス: 大きいお金というか、5000円だったら大きいお金ですけど、9000円のお客さんにお金返す時に、お金大活躍でしょ。でも1万円ってのは、こっちに貯まっていく一方なわけですよ。「4万円のお返しです」ってことないですからね。「5万円頂いたので、4万円のお返しです」という買い物はないからね。はいはいはい。分かってること言うなと今思ったと思いますけれど。
上田:うん。
トクマス:1万円ていうのは、店舗に於いて、そんなに欲してるものじゃないわけですよ。
上田:店側としては。
「1万円大きいんですかど、ごめんなさい」とか言う人、どんどん減ってる
トクマス:最近防犯のこともいろいろありますし、お釣りとしてあんまりたくさん夜中に用意しとくのも危ないとされている時代ですし、ここ最近の時代じゃなくとも、ず~っとそう言われてきたんですよ。なるべくレジにお金をたくさん入れておきたくないと。強盗が来た時に、少しでも少なくしておくために、あまり1万円は欲しくないと。昔はよく両替なんかまだできるお店がありましたけど、今コンビニなんて、両替断られるでしょ。
上田:あ~したことないですけど、断られるでしょうね。
トクマス:それも1万円をあまり欲しくないという理由と一緒なんですけど。僕最近ふと思ったんですけど、「1万円大きいんですかど、ごめんなさい」とか言う人、どんどん減ってるなと思って。
上田:そうですか。
トクマス:そうなんですよ、これは気のせいじゃないですね。
上田:それはちょっと…。
トクマス:「おはようございます」と一緒で、「おはようございます」もちょっとずつ減ってる世の中じゃないですか。
上田:うん。
トクマス:ね。「お先に失礼します」も減ってる世の中じゃないですか。松屋で食べた後の「ごっそうさまでした」も徐々に減りつつある世の中じゃないですか。
上田:うん。
トクマス:券売機のタイプだからね。そんな世の中に於いて「すいません。大きくてごめんなさい」も、ちゃんと減ってるんですよ。
上田:ふ~ん。
トクマス:けど、僕が思うに、そもそも1万円の価値が変わってきてるんのかなとも思ったんですよ。
上田:ほ~ほ~。
トクマス:マクドナルドなんかに1万円持って行っちゃうと、「1万円入りま~す」とか、言われちゃうじゃないですか。
上田:言われますね。
トクマス:だから、こっちに罪悪感が芽生えるんですよ。
上田:う~ん。ちっさくドキッとしますわね。
トクマス:スペシャル感を出されるので、1万円出すことは日常じゃないんだぞと。だから、コンビニでも「1万円入りますシステム」を1万円を確認しなきゃいけないみたいな段階踏むぐらいのところがあるじゃないですか、たまに1万円入っちゃうと。
上田:はいはい。
トクマス:もう一人の人が、軽く透かしとか見ちゃうぐらいのとこあります?
上田:(笑)ないですけどね。
トクマス:でもそれぐらいのニュアンスってあるんですよ。
上田:ほんとです?
トクマス:はい。なんで、僕らぐらいの世代だと、1万円に対する罪悪感って結構あるんですよ。
上田:まあまあまあ。一応僕でも、1万円出すときは一言言いますからね。
トクマス:言います?「大きくてすみません」とか。
上田:「1万円ですけど」って言いますね。
今の18歳の高校生の子って、1万円出すことってどう思ってるんですかね
トクマス:そうそうそう。僕も絶対に言うんですけど、何か言わない人が多くて。だからこの人は、そもそも悪いとかいう意識がないのかなと思って。この前、高校生の子が1万円出したんで、最近のくせで、悟り世代、今の高校生が悟り世代かどうか分からないんですけど、悟り時代の新人類の子たちからしたら、1万円出すことが悪いという知識がないんじゃないかと思って。そもそも知らないことを、こっちがああだこうだ言っても、意味ないじゃないですか。
上田:そうですね。
トクマス:そもそも、生まれた時からないものに対して、「何でこんなことを分からないんだ」と言われても困るじゃないですか。
上田:知らないですから。
トクマス:知らないですから。だから僕は、なるべくそういうことは言いたくないわけですよ。どうなんですかね。今の18歳の高校生の子って、1万円出すことってどう思ってるんですかね。
上田:やっぱり抵抗感てのは、ないか分かんないですけど、僕らと比べればもう断然薄いでしょうね。
トクマス: 断然薄い。やっぱ薄いんすかね。
上田:薄いと思いますよね。
トクマス:あそうか。じゃ、しょうがないですね。
上田: しょうがないんじゃないですかね。
トクマス:(笑)しょうがないですね。しょうがないすね。
上田:だって、そういうものですからね、あの子たちにしたら。
トクマス:けど、そういう時代に向かって行ってるわけじゃないですか。1万円がすごく貴重な感じというか、何だろな…。もちろん今の時代にとっても、20年前の1万円と20年後の今の1万円って、そんなに価値的に大差ないじゃない。
上田:貨幣価値的にはそうですね。
トクマス: 貨幣価値的に。変な話、僕らの親の世代になったら、最初の給料が3万だったとか、そんな時代かもしれないですけど。
上田:変な話、今の方が高いような気がするんですけど。
トクマス:ほんとですよね。今の大卒のサラリーマンの初任給で価値を、当時の新卒のサラリーマンとかの価値で、当時の冷蔵庫の高さの価値を表現したりするじゃないですか。そうですよね、20年前の大卒の初任給と、今の大卒の初任給、ひょっとしたら今の大学生の方が低いかもしれないですよね、下手したら。
上田:あ~、かもしれないですね。よく知らないですけど。
トクマス:知らないですけど。けど大体14~15万なんですかね。
上田:うん。
トクマス:って考えた場合、
上田:そんな安いかな?
トクマス:(笑)大卒どころか、大学にも入ったこともないので、全く分かんないんですけど。
上田:(笑)笑ってすみません、ぼくも同じなので。
トクマス:(笑)ま、いいですけど、
上田:15万でいいです。
トクマス:15万にしましょう。初任給だね。そこでいえば価値は変わってないんですけど、昔ほど1万円に対してビビる感じって今はないのかな、というのもあって。
上田:はあはあはあ。
トクマス:何でなんですかね?逆に。
上田:ぱっと思い浮かんだのは、今の子は頭が良いんで、
トクマス:あ、なるほどね。
上田:僕らの世代、いやもう先人たちの知識情報全て兼ね備えているので、
トクマス:あ、なるほどね。
上田:1万円札というか、
トクマス:はいはいはい。
上田:100円100枚みたいな感じなんじゃないですかね。
トクマス:なんだ、価値ありそうだな、お前。
上田:(笑)
トクマス:そこまで「1万円」という、お金に対する執着という意味はあるかもしれないですけど、そんなに特別感がないってことなんですかね。
上田:そうなんじゃないです?特別感あったら、結構…
トクマス:だから、そうですね。特別感はあるんでしょうけど、学生にとって1万円は非常に価値のあるものだと思うんですけど、神々しさがないのかもしれないですね。何だろな~。
上田:福沢諭吉のこと、知らないんじゃないです?
トクマス:俺らも知らんけどな、お前。大して知らんけど。俺は別に福沢諭吉を通して、そこまで1万円の価値を感じたことはないですけど。昔の人の1万円の貴重さを、まだちょっと僕らぐらいの歳だと、引き継いじゃってるのかもしれないですよね。
上田:親世代からね。
トクマス:そうそうそう、そうそうそう。僕らが小っちゃいときは、まだぎりぎりまで500円札とか見ましたしね。今の子たちにとって500円が札なんてね。あんなもん、玉で十分だよ、500なんてという感じですからね。 昔の人にとってみれば、500円なんてもう、お札なわけですよ。そういう意味で、1万円の価値が落ちてないけど落ちてるみたいなとこがあって、別にそんな大して悪いことだと思ってないという可能性はありますね。
上田:ま、そうですね。
トクマス:だから僕は今回の1万円の価値…何でしたっけね、大分適当なので病名も忘れましたけれど。
上田:「1万円の価値薄くなってる病」だっけ?
トクマス:めちゃめちゃ濁したから、全く聞こえなかったんですけど。1万円に対しての価値観、
上田:薄くなってる病?薄い病みたいな。
トクマス:薄い病。ほんとは悪いと思ってるのに、そういう今の若者の時代に便乗して、何食わぬ顔して出している奴が増えてるなと思ってますね。
上田:(笑)
トクマス:世相に便乗して、ほんとは僕ら世代とか僕らより上世代なんて、ガンガン感じてるんですよ、1万円の罪悪感。けど、今そういう時代じゃないでしょ、みたいな。顔はすまし顔なんだけど、心の中はドキドキしてるみたいな部分もあんじゃないのかなと思う。そういう人に対して、「1万円の価値薄れてきてる病」と名付けたいんですよ。
上田:ほ~、そんな狡猾なんですか?
トクマス:「狡猾」というのはどういう意味です?怒ってるってことですか?
上田:えっ、スムーズじゃないなあ。
トクマス:すみません、「狡猾」の意味ぐらい知っといた方がよかったですかね。
上田:うん、まあ。
トクマス:「狡猾」ってどういう意味ですかね。
上田:「説明して」って言ってうまく説明できないこととかありますよね。
トクマス:あ、なるほど。共倒れに…
上田:単語でニュアンスを分かってくれれば…
トクマス:あ、ありますよね。「狡猾」で伝わらないと「狡猾」以外で説明するのはちょっと…共倒れの予感がすると。
上田:二段階で説明していくみたいな、踏み込まれるとたじろぐんで。
1万円を出されることが屈辱と感じるコンビニ店員の先輩の話
トクマス: ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。なんとな~くニュアンスで感じ取ります。
「狡猾」なんですけど、なんでかというと、エピソードとしてこの話はどうしてもしとかないといけないんですけど、ぼくが20くらいの時の話なんでね、16年前、15年前ですね。ちょっと時代が今と少し違うでしょうね。15年前、所詮2000年の話ですけどね。けどちょっと今と時代が違うと思うんですね。
その頃はまだ1万円というものに非常に価値のある時代で。昔ばなしじゃないですよこれ。
上田:日本昔話じゃないの。
トクマス:おじいさんとおばあさん出てこないです。でも、ひとりの青年のコンビニ店員がおったそうな。
上田:まんが日本昔話でしょ。
トクマス:じゃない。ではないですけど、そういうふうに言うと、あるひとりのコンビニ店員がおったそうじゃ。
僕の先輩ね。当時24~5の先輩がおったそうじゃと。その店員は1万円を出すことが相当ストレスだったんですよ。コンビニ店員として1万円を出されることが、すごく不本意だったんですね。嫌なんですよ。
上田:ふんふん。
トクマス:僕はコンビニ店員として、その気持ちは分からなくでもない。しかも今思えば、その人にそういう感覚を植え付けられちゃったのかもしれないですけど、とにかくその先輩は、お客さんに1万円を出されることが屈辱だったんですよね、店員として。
上田:はいはい。
トクマス:ある日、事件が起きたんですけど、屈辱と感じてしまう先輩は、1万円出されると明らかに不機嫌な顔をするんですよ。時には「もう今1000円無いんで、無理です」とか、そんなことが結構ザラにあったんですよ。
上田:やりますね。
トクマス:「じゃ、どうすりゃいいんだよ」ってなって、「どうすりゃって言っても、お釣り分9000円ないので、帰ってください」みたいな。
上田:(笑)
トクマス:それぐらいの時代だった。ちなみにこれ、デイリーヤマザキの話なんですけどね。
上田:あ、そうか。
トクマス:はいはい。そこら辺は考慮していただきたい。2000年のデイリーヤマザキですから。
上田:じゃ、分かる分かる。
トクマス:なんだよ、お前。2000年のヤマザキ何があったんだよ、あるあるってそういう感じだったんですけど。ある日ほんとに事件が起きまして、1万円出されたんですよ、その先輩が。その1万円を手に取って5秒考えたんですよね。今5秒経ったんですけど、「うわ~」っつって、走って店の外に飛び出しちゃったという。「飛び出して行ってしまったとさ」という話がある。
上田:(大笑)
トクマス:今だから笑えますけれど、その場に残された僕とお客さんの気持ち、分かります?
上田:いや~ちょっと計り知れないですけれども。え、何なんですかそれ。
トクマス:嫌すぎて、9000円のお釣りを返すのが嫌すぎて、ちょっとギャグも入ってると思いますけど、もちろん。「うわ~」つってね、「うわ~」つってね、走ってお店の外に出て行っちゃったていうエピソードがありまして、その後僕9000円返してあげましたけど。だけどそれくらい…
上田:その先輩は多分ね、ぼんちおさむと同じ病気ですよ。
トクマス:(笑)
上田:系統がね。
トクマス:テンパっちゃったわけではないと思うんですが、僕が思うに、ほんとにやめてほしかったですけど、先輩は好戦的な人だったので、とにかく思い知らせたかったんでしょうね。1万円を当たり前のように支払い続けると、店員は走って逃げるぞという。トラウマを与えたかったと思うんですよ。
上田:ほうほうほう。すごいねその話。
レジの中でお弁当食べてもよかった時代
トクマス:すごいですよね。2015年のコンビニでそんなことをやろうと思う人はいないと思いますけど、2000年のコンビニには、そんな人がウジャウジャいたんですけれど。だからね、こういう話すると、「2015年のコンビニ店員に対しての、2000年のコンビニ店員悪かった自慢」みたいになっちゃうんですけど、そこを差し引いても、2000年以前のコンビニの深夜店員という人は、ほんとにちょっとおかしい人が多かったんですよ。
上田:今じゃそんな人、想像つかないですものね、そんな人がいるなんて。
トクマス:ね、つかないですよね。
上田:すごいですよね。
トクマス:すごいんですよ。僕も当時は、レジの中でお弁当食べること、いいことだと思ってたんで、食べてましたけど。
上田:(笑)
トクマス:当時ね。
上田:あ~。
トクマス:罪悪感すらないです。
上田:そうでしょうね。
トクマス:そこで食べるものだと思ってたんで。はいはい。ちなみにその先輩は、レジの中でお弁当食べてる時に「レジ」と言われたら、食事中だからという理由でレジやらなかったですけどね。
上田:(笑)
トクマス:休憩室がなかったんだったかな、思い出せないですけど、あんまり。
上田:なるほどなるほど。
トクマス:とにかく、休憩中だからという意見を通してましたけどね。でもちょっと振り返ってくださいよ、15年前の深夜のコンビニを。デイリーヤマザキを。分からなくもないでしょ。
上田:全然わかりますよ。
トクマス:ねえ、ほんとに。混沌とした時代だったわけですよ。
上田:自由というか何というか。
トクマス:自由をはき違えてましたよね、あの頃のコンビニ店員は。
上田:やあ、すごかったんですね、昔。
2000年以前なんて、本当のバカしかいなかった
トクマス:まあ、店によるんでしょうけどね。今の時代だったらあまり言えないような状態でしたね。
上田:事件ですものね。
トクマス:いや、事件、そうなんですよ。事件を平気で起こしてたみたいな。だから、あんなアイスクリーム売り場に入ってね、写真撮るなんてね。
上田:あ~ありましたね。
トクマス:今の時代、Twitterがあって
上田:バカッターですか。
トクマス:バカッターってなっちゃいましたけどね。2000年以前なんて、本当のバカしかいなかった。
上田:(笑)
トクマス:ただTwitterがなかっただけですから。絶対今よりバカいっぱいいましたからね。
上田:今その先輩は、どうしてるんでしょうね、1万円渡されたら。
トクマス:ちなみにまだ若干つながりがあるんでね、
上田:(笑)
トクマス:あまり深く話したくないです。
上田:あ~そうですか。は~あ。
トクマス:今、ちゃんとしてらっしゃると思うんですけど、それくらい昔は1万円というものが、コンビニ店員にとって恐怖だったと。恐怖だったそうじゃと。そういった話の例として一個しときたかったんですけれど。
上田:ま、名残はありますからね。
トクマス:そうなんですよね。だからそういう意味で、良い時代ですよね。
上田:ですかね~。
トクマス:やっぱり江戸時代から明治にかけて、切腹が無くなったようにね、やはり1万円に対しての罪が正に今、消える時なのかもしれないですね。
上田:う~んでもね、これからの時代を作っていくのは、常に若者じゃないですか。
トクマス:それはそうですよ。これ上田君とこの前熱く語りましたけど、とにかくこれからの若い子たちに媚びていこうと。
上田:でも老若男女、存在してるわけですからね、
トクマス:なるほど。
上田:いきなりパーンと変わられても、これは厳しいものがあるんで。
トクマス:あ~そうですか。
挨拶しない世代からすると、挨拶する世代にする挨拶がめんどくさい
上田:やっぱり例えば挨拶でも、例えばですよ、今は挨拶しなくなった。
トクマス:しなくなったとかいう話、やっぱり年寄り好きですからね。
上田:何なら、今の若い子たちは挨拶をしないとして、それが若い子たちにとって当たり前だとする。
トクマス:礼儀として、家を出た時に同時に隣の人の家も出たら、自分の家の扉はまず締めなさいと、教育受けてるかもしれないからね、ほんとに。
上田:でもね、上の世代の年取った人たちは、「挨拶はしなさい」と教えられて生きてきたんで、
トクマス:生きてきたんで逆に言えば。
上田:これはもう、そこに線を引くのはおかしいので、
トクマス:はいはいはいはい。
上田:やっぱりじゃ、どうするかというと、
トクマス:どっちに合わせるかっちゅう話になりますけど、どうする?
上田:合わせるというか、挨拶をしてきた人たちには挨拶をする。自分たちの世代はもうしない。
トクマス:なるほど~。
上田:で、いいんじゃないですか。
トクマス:けど、挨拶しない世代からすると、挨拶する世代にする挨拶がめんどくさいんじゃないですかね。
上田:あ~めんどくさいでしょうね。でも一応ね礼儀としてね。
トクマス:そうか、それはしょうがないですね。そこまで
上田:共存しないとだめですから。
トクマス:そこまで若い方に媚びる必要もないですからね。
上田:うん、そうしないとね、お年玉も狙ってるわけでしょ、若い世代も。
トクマス:だから昭和初期の頃の軍人さんとかでも、そうですね。江戸時代の人と合わせて、まだちょっと腹切ってたりとか、してたらしいですからね。
上田:はあはあはあはあはあはあ。
トクマス:三島由紀夫も、その辺り合わせて腹切ったというところもあるみたいですね。
上田:はあはあはあ。
トクマス: はあはあはあ、っちゅう話じゃないんですけど。
上田:最後の割腹自殺した人に。
トクマス:何か昔の人に気遣って、ああやったんでしょうね。
上田:そうですね、気遣いがうかがわれますよね。
トクマス:気遣いとかじゃないと思いますけど。だからそういう意味で言うと、多少上の世代に対する気遣いが必要という意味では、1万円を使う時に、上の世代の定員に1万円使うときは、「上の世代の奴がコンビニのアルバイトするな」という意見が今、即効で聞こえてきたんで、ためらいましたけども。
上田:ま、でもそこはね。
トクマス:おっさんの店員とか、
上田:仕事に上下はないはずなんで。
トクマス:そうですか。おっさんの店員に1万円を出す時は、ちょっと気を遣った方がいいというね。
上田:ふんふん。
トクマス:そういう部分ですかね。だから、今回の病気の「1万円に対しての罪悪感薄れてきてる病」というのは、「病」ではないかもしれないすね。
上田:もはやね。
トクマス:う~ん、だから、1万円に対して、「レジで1万円出すことに対しての罪悪感薄れてきてる時代」ということですね。
上田:う~ん、ふんふんふんふん。かもしれないですね。
トクマス:大海賊時代みたいな感じですか。
上田:2015年今30歳以上の人が1万円に対して何にも言わないとしたら、その人は病気でしょうね。
トクマス:その人はやっぱり病気でしょうね。ちょっと時代に便乗してみたいな。
上田:30歳以下の人は、病気じゃないです。
トクマス:病気じゃないということで。じゃ今回は、「1万円札に対しての罪悪感薄れてきてる病」に関しては、30歳以下の方に関しては耐性ができているということで、大丈夫です。感染しません。
上田:早生まれ人はどうするんだとか、あるかもしれないですけど、そこは学年で区切ってもらえばいいと思うんで、めんどくさいんで。
トクマス:そうですね、分かりました。「まだ29年だけど」とか言ってる人もいるかもしんないですから、そういう人は学年で区切ってあなたもう30ですから、
上田:そうそう。
トクマス:あなたは気遣ってください。一個下の学年からは、すでにワクチンというか耐性ができているので、この病気に感染しませんので、ドンドン1万円を平気な面して出していってほしいなと。
上田:そのDNAがないんでね。
トクマス:ないんでね。
上田:染色体が元々ないんですから。
トクマス:染色体がないですから。問題なく出していただいてもいいかなと。実際29歳なんかは、全然その染色体あるんですけどね。多分もっと下になってくるとほんとにないという可能性が。
上田:あるかもしれないね。
トクマス:ありますので。
上田:うん。
トクマス:そうですか。というわけで。
上田:時代が移り変わっていきますよ。
トクマス:ほんとですよ。
上田:「人間病院」の病気もいっぱいありますけども、
トクマス:はいはいはいはいはい。
上田:半分くらい無くなるんじゃないですかね。
トクマス:無くなっていくんでしょうね、やっぱり。
上田:良いことなのか悪いことなのか、分かんないですけれども。
トクマス:やっぱり僕と上田君もね、あえてペプシ派病とか無くなっていくのを見てね、やっぱり思うわけですよね。憂いてるわけですけど。
上田:そうです。
トクマス:やはり病気が無くなっていくということは、基本的には素晴らしいことなんじゃないのかなということで。
上田:そうですね。
トクマス:はい、僕今回1万円の話でね、上田君に録音する前に「あっ面白いこと思いついた」っつって、「本番に取っとこう」って言ったんですけどね。
上田:ふ~んふんふん。
トクマス:本番になったら、忘れちゃいましたね。
上田:結構待ってたんですけど。
トクマス:(笑)あん時しゃべっときゃよかったなと今、思ってますけどね。
上田:いつ来るんだと思って。
トクマス:全く思い出せる予感がしないんで、このまま今回は終わりたいなと。
上田:しょうがないですね。
トクマス:(笑)しょうがないですねもう。頭腐ってきてますから、しょうがないですね。
上田:そういうこともありますよ。
トクマス:こういうこともあるということで、今回は初めてじゃないですか、年齢で病気が分かれた、区切られるという。実際ありますからね、そういうことは。
上田:あると思います。
トクマス:細かくそういう診断ができていけばなということで、今回はこの辺で終わりたいと思います。
それでは、また次回さよなら。

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